テマリ

2019年4月27日砂隠れの里くノ一, 上忍, 砂隠れ, 風遁

テマリのサムネイル

砂隠れの忍であり、四代目風影・羅砂の娘。母は加琉羅。弟にカンクロウと我愛羅がいる。
砂隠れの上忍であり、五代目風影となった我愛羅の護衛役。

人物

幼少期

幼少期のテマリ
幼少期のテマリ

テマリは羅砂と加琉羅の間に生まれた。
羅砂は自分の子を守鶴の人柱力にしたがったが、テマリは適合しなかった。カンクロウも同じく適合しなかったが、我愛羅は適合し、守鶴の人柱力となった。
風影の娘であることと人柱力である我愛羅の姉ということで周りからは避けられがちであったが、ダイマルという男友達やセンやヨメという友達は居た。

木ノ葉隠れの里での中忍試験

中忍試験のため、我愛羅とカンクロウと共に木ノ葉隠れの里に入った。
木ノ葉に到着早々、木ノ葉丸軍団と第七班と会っている。
中忍試験の予選ではテンテンと戦い、飛び道具ばかりなテンテンの忍具を無効化し、圧勝した。
戦いの後、戦闘不能のテンテンを投げ飛ばそうとしたことに怒ったロック・リーから攻撃を受けるが、扇子で防いだ。
本選では奈良シカマルと戦い、頭脳戦を繰り広げた。戦いではシカマルのチャクラが切れる寸前まで追い込むも最後の最後で影縛りの術を食らってしまい実質負けるが、降参されたため一応勝利となった。

木ノ葉崩し

中忍試験本選でのうちはサスケVS我愛羅中に木ノ葉崩しが始まった。
バキから守鶴の制御が不安定となっていた我愛羅を連れて砂隠れの里に戻れと命令されたため、カンクロウと共に我愛羅を連れて里へ戻った。
里へ戻る途中、我愛羅を追ってきていたサスケに追いつかれたため、カンクロウに足止めをまかせた。
テマリが我愛羅を抱えて里に戻る途中、我愛羅の中の守鶴が暴れかけテマリは突き飛ばされた。その直後、サスケが追いついてきて我愛羅とサスケの戦いが始まった。
最終的に我愛羅がうずまきナルトに負けた後、カンクロウと共に我愛羅を連れて里に戻った。この時、我愛羅から謝られている。

サスケ奪還

シカマルの助っ人
シカマルを助けた

木ノ葉崩しからしばらく後、五代目火影・綱手から砂隠れの里にサスケ奪還に向かった下忍たちへの増援要請が届き、テマリら姉弟がその増援に向かった。
テマリは多由也と戦うシカマルに加勢した。シカマルから多由也の能力を聞き、いったん撤退した方がいいと言われるも無視して大規模な風遁で多由也を倒した。
サスケ奪還に失敗した後、シカマルに付き添って木ノ葉の病院に行っている。
木ノ葉の下忍らの生存を確認した後、我愛羅とカンクロウと共にシカマルから見送られて砂隠れの里に戻った。

風影奪還

サスケ奪還から二年半後、テマリは上忍になっていた。
中忍試験の打ち合わせで木ノ葉隠れの里に訪れていた際、修行が明けて帰郷したばかりのナルトに会っている。
木ノ葉から砂隠れの里へと戻る道の途中、同じく砂隠れに向かう途中のカカシ班から我愛羅がさらわれた事を聞き、一緒に砂隠れへと向かった。
砂隠れへの道の途中、同じ人柱力である我愛羅へのナルトの想いを聞いて感謝の意を抱いている。
砂隠れの里に到着後、カカシ班と共に我愛羅奪還に向かおうとするも、チヨバアから国境警備にあたれと言われたため不参加となっている。
しばらく経った後、カンクロウに国境警備の代役を送ってもらい、代役の到着後、カンクロウと共に我愛羅の元へ向かった。
我愛羅の元に到着すると、チヨバアが己生転生をした後だった。
砂隠れの里に戻った後、我愛羅とカンクロウと共にカカシ班を見送った。

五影会談

サスケ戦の時のテマリ
サスケ戦の時のテマリ

風影である我愛羅の護衛役としてカンクロウと共に選ばれ、鉄の国へ向かった。
五影会談が始まってしばらく経った後、ゼツからサスケが建物内に侵入したと聞く。
我愛羅とカンクロウと共に、サスケとの戦いに向かった四代目雷影に加勢した。
サスケとの戦場に到着した直後、天照をくらっていた侍の甲冑をカマイタチの術で剥いでいる。
悪に落ちたサスケを引き戻そうと語りかける我愛羅を諌め、サスケに連携攻撃をしかけるもスサノオで防がれて逃げられてしまう。
会談の場所に戻るとトビがサスケを助けた後だった。その後トビから月の眼計画と第四次忍界大戦の宣戦布告を聞いた。
トビが撤退し会談が終わった後は、同じく鉄の国にいたはたけカカシに一連の流れを伝えるため寄り道し、砂隠れの里に戻った。

第四次忍界大戦

第四部隊のテマリ
第四部隊のテマリ

戦争が始まり、テマリは第四部隊に配属された。
第四部隊はしばらくの間、我愛羅とオオノキからの合図を待っていた。
オオノキからの合図が届くと共に出撃し三代目雷影と対峙した。三代目雷影の強靭な肉体を前に攻撃を無効化されてしまうが、ナルトの加勢によって封印に成功した。
三代目雷影の封印後、我愛羅らの元へ向かい合流した。
その後、うちはマダラが穢土転生され、隕石を落とされて部隊は壊滅となったが、テマリは比較的軽傷で済んでいる。
十尾復活後、別で戦闘していたシカマル率いる第四部隊と合流して十尾との戦場に向かった。
柱間とマダラの戦いを見て意気消沈する忍連合を奮い立たせようと語りかけるシカマルを見て、「いい火影になれる」と評している。
しばらく後、マダラによって無限月読が完成してしまい、夢の中に堕ちた。ちなみに、夢の中では我愛羅とカンクロウから頼られる姉となっていた。
カグヤ戦後、ナルトとサスケによって無限月読が解術されたことで夢から覚めた。

戦争後

シカマルと結婚し、奈良テマリとなった。2人の間には奈良シカダイという息子ができた。
また、結婚をきっかけに木ノ葉隠れの里に移住している。

強さ

風影である羅砂の子供の一人として、手厳しく修行をつけられていた。その結果、かなり手練のくノ一となった。
下忍時代でもその強さを発揮しており、音の四人衆で2番目に強いと言われる多由也に圧勝している。
上忍となってからは風影である我愛羅の護衛として五影会談に参加した。

鉄扇術

鉄扇
鉄扇

テマリは鉄扇という鉄でできた扇子を使用して戦う遠距離戦闘を得意とした。
鉄扇には乗って移動することもでき、また、クナイや手裏剣などをガードすることもできる。リーの木ノ葉旋風もガードしている。
鉄扇には星と呼ばれる紫色の3つの丸が描かれており、閉じた状態では見えないが開いていくと1つずつ見えるようになる。

カマイタチの術
カマイタチの術

音を使用した術に対しては音ごと吹き飛ばすことができ、多由也に圧勝した。
鉄扇から繰り出されるカマイタチの術はかなり細部までコントロールでき、侍の体を傷つけることなく甲冑だけをバラバラにする使い方も見せている。
第四次忍界大戦中は第四部隊で一番の風遁使いであった。
対十尾戦では他の鉄扇術使いと共に放った風切りの術で十尾が尾を薙ぎ払って生み出した風を打ち消した。

忍術

性質変化は風遁のみ。鉄扇無しで風遁・気流乱舞を使用できる。
カマタリというイタチを口寄せできる。カマタリを鉄扇で生み出した風に乗せて辺り一帯を暴れさせる口寄せ・斬り斬り舞を使用した。

知性

かなりの知略家であり、敵の戦略や弱点をすぐに割り出すことができた。
シカマルの影縛りの術の範囲を計算し、距離を保ちつつ立ち回った。この戦いを観戦していた猿飛アスマからも「かなりの分析派」と評されている。
感知にも優れており、初見であったナルトの新しい螺旋丸を風遁だと見抜いている。また、ナルトが尾獣玉を使おうとした際にも遠距離から感知している。