猿飛ヒルゼン

2019年4月11日火影火影, 猿飛

猿飛ヒルゼンのサムネイル

木ノ葉隠れの里の忍であり、三代目火影。父は伝説の忍である猿飛サスケ。
妻は猿飛ビワコ、息子は猿飛アスマ、孫は猿飛木ノ葉丸。
ヒルゼンは全ての忍術に通じたことからプロフェッサーとも呼ばれた。また、歴代最強とも名高く忍の神と謳われた。
一度波風ミナトに火影の座を譲るが、ミナトの死後三代目に返り咲いた。
弟子には伝説の三忍と謳われた自来也、大蛇丸、綱手がいる。師は千手柱間と千手扉間。
大蛇丸による木ノ葉崩しの際、大蛇丸と戦い屍鬼封尽の代償で死亡した。

人物

少年期

扉間班
柱間と扉間班

ヒルゼンは猿飛サスケの息子として誕生した。
猿飛一族は千手一族、うちは一族、志村一族と共に木ノ葉設立の当初から里にいた一族であった。
ヒルゼンは志村一族の志村ダンゾウと友達となり、顔岩の上で色々と語り合っている。
水戸門ホムラ、うたたねコハルと共に扉間の教え子となった。
ヒルゼンは早期から忍の才を発揮しており、初代火影である柱間からも修行をつけてもらっている。
ダンゾウは常に自分の先を歩くヒルゼンに嫉妬にも似たライバル心を燃やしていた。

ヒルゼン、火影となる

火影に任命されるヒルゼン
火影を言い渡された瞬間のヒルゼン

時は流れ、二代目火影となった扉間が協定を結ぶため雲隠れに赴いた際、金銀兄弟のクーデターに巻き込まれる。
その場は何とか逃げるが、金閣部隊の追手がやってきたため誰かが囮にならなければいけない窮地に陥った。
扉間の護衛を担当していたヒルゼン・ダンゾウ・ホムラ・コハル・うちはカガミ・秋道トリフの中で一番最初に手を上げたのはヒルゼンであった。
そんなヒルゼンにダンゾウは「自分だけいい格好をするな」と食って掛かり自分が囮になると言った。
扉間はそんなダンゾウを諌めると同時に「囮役はもちろん俺が行く」と言い、ヒルゼンに明日からの火影の座を託した。
そうしてヒルゼンは三代目火影となった。

火影就任後

ヒルゼン班
ヒルゼン班

ヒルゼンは火影となった直後、火影直轄の暗部とは別に、根の設立をダンゾウに許可している。自分の理想主義的なやり方だけでは立ち行かないとの考えからであった。
根の全権限を与えられたダンゾウはヒルゼンの知らぬところで誘拐や暗殺などの極秘任務を遂行した。
その結果、ヒルゼンも根から暗殺されかけているが、ダンゾウの仕業だとわかっていながらも水に流した。その際ダンゾウから「その甘さがいつか身を滅ぼす」と忠告されている。
ビワコと結婚し、2人の間にはアスマが産まれた。そして素性は不明だがアスマの別にもう一人産まれており、その子は後に暗部となり木ノ葉丸の父ともなった。
同じ頃、ヒルゼンはアカデミーを卒業したばかりの3人の弟子を持った。自来也と大蛇丸と綱手である。ヒルゼンはその中でも忍の才能に溢れた大蛇丸を特に贔屓した。

四代目火影

火影として第二次と第三次忍界大戦を木ノ葉の勝利に導いたが、第三次忍界大戦が岩隠れとの平和条約を飲んで終結したことに対し、木ノ葉の忍の犠牲を無駄にしているとダンゾウから責められたため、その責任を取り火影から降りた。
ヒルゼンはかつて大蛇丸を火影にしたいと考えていたが、今の大蛇丸には「火の意志」が無いと判断したため、ダンゾウからの推薦もあったが大蛇丸ではなく自来也を四代目火影にしようとした。
しかし、自来也は自分には荷が重いと辞退したため、自来也の弟子であり先の大戦で多大な戦果を挙げていた波風ミナトを四代目火影に推薦した。
ヒルゼンは火影を降りた後も暗部を保持し、他にも火影の業務の様々な部分でミナトをアシストした。

九尾の妖狐襲来事件

九尾と戦うヒルゼン
ヒルゼン対九尾

うずまきクシナの出産が近い頃、人柱力は出産の際に九尾の封印が弱まるという事を知っていたヒルゼンはミナトにその事を忠告する。
その結果クシナの出産はヒルゼンの抱える暗部からもいくらか護衛につけさせた上、結界が張られ隔離された場所で行われる事となった。
この厳戒態勢の中、どういうわけか九尾の封印が解かれてしまい里が襲われる事となった。ヒルゼンらは九尾を里の外に押し出し、ミナトの到着まで時間を稼いだ。
ミナトが到着した後、九尾はなんとか封印されるが代償としてミナトとクシナが命を落としてしまった。この時、ヒルゼンはミナトの屍鬼封尽の印を目撃している。
また、ヒルゼンはミナトから息子・うずまきナルトは九尾の人柱力となって里を守った英雄として皆に見てもらいたいという旨を告げられている。
四代目火影であるミナトが死んだことで、ヒルゼンが再び火影に返り咲くこととなった。

二度目の火影となってから

大蛇丸を捕らえようとするヒルゼン
大蛇丸の人体実験を目の当たりにしたヒルゼン

ヒルゼンはミナトの敵からナルトを匿うため、ナルトには波風ではなくうずまきの姓を与えた。
「息子が英雄として見られるように」というミナトの願いを叶えるためヒルゼンは力を尽くしたが、里の者は多くの身近な人を殺めた九尾を恨んでおり、そんな九尾をお腹に抱えていたナルトは里の大人たちから蔑まれて育つこととなった。
また、木ノ葉では多くの行方不明者が出ていた。そこで、暗部であったはたけカカシに調査を命じた。調査の結果、大蛇丸がこの事件に深く関わっている事を知る。
ヒルゼンは大蛇丸が禁術である不老不死の術の開発のための人体実験をしている現場に突撃した。明らかな重罪を犯している大蛇丸と対峙するが、かつての愛弟子だけに手を下すことができず逃走を許してしまった。
大蛇丸の残していった実験データから、大蛇丸は何人もの幼い子どもを誘拐し柱間細胞の実験に使っていたことが明らかとなった。その中の唯一の生き残りであるヤマトはダンゾウに拾われ一度根に所属するが、後に訳あって暗部直轄の暗部となっている。

うちは一族滅亡

九尾の妖狐襲来事件が一刻を争う事態であったこともあり、ミナトはヒルゼンらに九尾が仮面の男によって操られていたものだったと説明する時間が無かった。
その結果、九尾の襲来はうちは一族が写輪眼で操って起こったものだという不信感が生まれることとなった。
時は流れ、ヒルゼンら里の上層部は、暗部であったうちはイタチからの密告でうちは一族がクーデターを画策していることを知る。
かねてより冷遇されていたうちは一族であったが、九尾襲来の疑いまでかけられ更に里の隅へと追いやられた事で里への不満は抑えきれないところまで来ていた。そしてクーデターを企てるに至ったのだ。
ヒルゼンはうちは一族と話し合いで解決したいと言ったが、うちはを危険視していたダンゾウはヒルゼンの知らぬところでイタチに対し「クーデターを起こし里と戦い一族もろとも滅ぶか、里側につき弟だけを残し一族を滅ぼすことでクーデターを未然に防ぐか」の二択を迫り、イタチは一族を滅ぼすことを選択した。
事件後、うちは一族の死体処理のためヒルゼンは暗部を連れてうちは地区に入った。そこでダンゾウに対し、ダンゾウの独断専行もこれ以上看過できないとし、補佐役の解任と根の解体を言い渡した。
一族抹殺後のイタチがヒルゼンの元へサスケの事を頼みに来た。
ヒルゼンはイタチに、サスケの身の安全とイタチがいつでもサスケを見に来れるよう里の結界の術式を変更しないことを約束した。一族殺しの重罪人となったイタチは暁という組織に身を置き、組織が里に危害を加えないよう内部から監視すると言い里を抜けていった。

木ノ葉崩し前まで

九尾襲来から五年後、息子・アスマがヒルゼンの方針に不満を抱いてしばらく里を離れている。
ヒルゼンはナルトのおいろけの術で気を失い、封印の書を持ち出されている。
時は流れ中忍試験の二次試験の時、試験官であったみたらしアンコから大蛇丸が侵入しているという報告が入る。大蛇丸からの脅しもあり、サスケが目的だと気づきながらも試験を続行した。
最終試験の一ヶ月前、どこかの同盟国が木ノ葉を狙い裏で大蛇丸と組んでいるのではないかという不安が募る。
この頃、アカデミーに出向いて木ノ葉丸のいるクラスの授業に出て、大切な人を守ることだけはどんな道を歩もうとも忘れてはならないと語っている。

ヒルゼンの死
笑顔で死すヒルゼン

中忍試験の本戦が始まった。中忍試験は砂隠れとの合同で行われていたため、四代目風影と共に観戦した。
サスケVS我愛羅戦の最中、大蛇丸による木ノ葉崩しが始まった。
大蛇丸は四代目風影に扮しており、ヒルゼンは後ろを取られクナイを首につきつけられた。
大蛇丸にヒルゼンのかつての師である初代火影・柱間と二代目火影・扉間を穢土転生され戦うことになった。
先代2人を相手に多彩な術を駆使して渡り合ったヒルゼンだったが、ダメージを与えても回復する穢土転生体を前にあの封印術しかないと考え、「四代目の遺した術」として影分身2体と本体で屍鬼封尽を使用し柱間と扉間の魂を封印した。
そして最後に大蛇丸の魂も封印しようとしたが、老齢であることと遠隔操作した草薙の剣を突き刺されたことで力が出せず、魂の封印は諦め腕を封印し術を奪うのみとなった。
それでも大蛇丸は撤退させるには十分であり、木ノ葉崩しから里は守られた。そして屍鬼封尽の代償でヒルゼンは死亡した。

穢土転生

穢土転生体のヒルゼン
穢土転生体のヒルゼン

大四次忍界大戦中、大蛇丸による屍鬼封尽・解で死神に封印されていた魂が開放された後、穢土転生された。
サスケから一族抹殺の任務について聞かれ、それが真実であると話した。
その後歴代火影から里や忍について話を聞いたサスケがイタチの想いを無にはせんと世界を守ることに決めたため、ヒルゼン含む歴代火影も戦場へと加勢に向かった。ヒルゼンはオビトやヤマト入りのトビと戦った。
無限月読の完成後、マダラの下半身から出てきた六道仙人・大筒木ハゴロモに出会う。
しばらくして、歴代五影と共にカグヤを封印した後のナルトらを口寄せして呼び戻した。第七班に後のことを託し、ハゴロモの穢土転生の解術によって昇天した。

強さ

幼い頃から忍の才を発揮し、若くして扉間から直々に三代目火影に任命されている。
猿飛一族最強と言われ、火影在籍時の五大国最強の影であり、歴代最強の火影とすら謳われた。
老齢でありながら、術の精度が低いとはいえ穢土転生体の柱間と扉間を同時に相手して封印し、大蛇丸の術を奪うほどの強さを誇った。大蛇丸は戦いの中で「(ヒルゼンが)10歳若ければ私を殺せたでしょうねぇ」と述べている。

忍術

ヒルゼンは里に伝わる全ての忍術を解き明かした事から「プロフェッサー」とも謳われており、その忍術への深い造詣は秘伝忍術にまで及んだ。
印を見るだけでどんな術かを割り出すこともでき、九尾襲来の際にはミナトが結ぶ印を見ただけで屍鬼封尽だと看破した。
六道オビトが使う求道玉の性質を戦いながら分析し、オオノキの使う塵遁と似ているという印象を抱いている。
黒暗行の術­の中でも敵の攻撃を感知して防御に転じられる反射神経もあった。

五遁大連弾
五遁大連弾

全ての忍術に精通していただけあり、性質変化も五大性質変化全てと陰陽遁を扱える。
猿飛一族が得意とする火遁のみならず、全ての性質変化でハイレベルな術を使用することができ、影分身にそれぞれの性質変化の術を使用させる五遁大連弾でトビの五遁と相殺させた。
封印術にも長けており、大蛇丸による木ノ葉崩しの際は屍鬼封尽で決着を付けた。五行封印を解除する五行解印も使用できる。

武器術

よく手裏剣を使用し、通常サイズの手裏剣から風魔手裏剣まで数多く戦闘に活用した。
瓦手裏剣や手裏剣影分身などの術を見せている。

金剛如意
如意棒を所持するヒルゼン

口寄せは猿猴王・猿魔。猿魔は金剛如意によって如意棒に变化でき、ヒルゼンはこの如意棒を使った武器術にも長けていた。
如意棒は伸縮自在で、ダイヤモンドより硬い。破壊力も高く、神樹を切り裂いたり陰陽九尾を里の外に押し出すほどのパワーがある。
晩年は重く感じていた。