薬師カブト

2020年1月13日音隠れの里医療忍者, 抜け忍, 木ノ葉隠れ, 音隠れ

薬師カブトのサムネイル画像

薬師カブトは元木の葉隠れ・根・暁だった音隠れの忍。
戦争孤児であったため自分の親を知らない。
負傷していたところを薬師ノノウに拾われ、孤児院でしばらく過ごした後、木の葉隠れの里の根の一員として諜報活動をしていた。その最中、大蛇丸に才能を買われて共に里抜けをし、その後は大蛇丸と行動を共にした。
大蛇丸の死後も1人で研究を進め、他者の能力を取り込み自己の強化を図り、ついには大蛇丸でも成し得なかった仙人モードの取得にまで至った。
その後はうちはサスケを得るため仮面の男・トビと組んで第四次忍界大戦を引き起こし、穢土転生で忍連合に多大な被害をもたらした。最後にはうちはイタチのイザナミによって改心し、絶命の危機にあったサスケの命を救った。
第四次忍界大戦後は、戦争の首謀者の1人ではあるものの投獄は免れ、木ノ葉隠れの孤児院で院長を務めている。

人物

幼少期

カブトとノノウ
カブトとノノウ

戦争の影響で破壊された街の郊外で重症を負っていたところを薬師ノノウに発見され、医療忍術によって救われる。これがカブトの一番最初の記憶である。治療中、両親のことや自分の名前をノノウから聞かれるが答えられなかった[1]NARUTO 61巻 582話
その後は木の葉隠れの孤児院に入所した。名前を決めようということになり、同じく孤児院にいたウルシに兜を被せられていたのを見たノノウはそれにあやかってカブトと名付けた。名前を付けられた時カブトは嬉しかったようで、笑顔を見せた。
その夜、ウルシに「ありがとうぐらい言え」と言われたのを思い出し、ノノウに礼を言いに行こうとしたところ、部屋の中でノノウらが孤児院が金銭面で厳しい状況にあると話しているのを聞いてしまう。その直後、体勢を崩して物音をたててしまった。それに気付いたノノウらに見つかり、消灯時間を過ぎていると叱られる。
消灯時間を覚えるため時計を見ようとしたが、よく見えず目を凝らしていると、ノノウが自身の付けていた丸眼鏡をカブトに付けた。それによって時刻が見えたカブトは、消灯時間が夜の9時であることを覚えた。そしてカブトは眼鏡をくれたノノウに涙ながらに礼を言った。

その後は、孤児院の運営費を賄うため、ノノウと共に医療忍術を使って負傷した忍の治療をしていた[2]NARUTO 61巻 583話。そこでカブトは大蛇丸の治療もしており、その時大蛇丸から「忍になれば?いい忍になるわよ」と才能を見込まれていたものの、「マザーのお手伝いがしたいだけだから」と断った。
この時期、治療で得たお金でノノウに眼鏡をプレゼントしている。

根に加入

孤児院に入ってから3年が経ったある時、志村ダンゾウが根の忍らと共に孤児院へやって来て、ノノウに岩隠れへ潜入する長期任務を命じ、従わなければ今後里から院への援助金は入らないと話しているのを聞いてしまう。ダンゾウはこの時、盗み聞きしているカブトに気づくが特に何もせず話を続けた。
今回の援助金を用立ててやる代わりに院の子供を1人頂いていくというダンゾウらに自ら名乗り出て、院の皆には「僕は忍者に向いてる。医療忍術も究めたい」と話し孤児院を離れて根に加入した。

根に入った後はスパイとして雲隠れの里、霧隠れの里、砂隠れの里、岩隠れの里など数々の里で諜報活動を行い木ノ葉に貢献した。しかし、ある時木ノ葉を抜ける決定的な出来事が起こる。
岩隠れの里での任務中、岩隠れの忍に囲まれてしまった。カブトに攻撃を仕掛けてきた忍に咄嗟に反撃し、返り討ちに成功するもその相手がノノウであることに気付く。驚きながらも医療忍術で治療をしたカブトだが、ノノウから「なぜ私の治療をするの」と訊かれる。自分がカブトであることを話すが、今度は「誰なの?」と返された。ショックを受け、治療する手が止まった。まもなくして、岩隠れの忍の追手がやってきたのでその場から退散した。
岩隠れの忍からは逃げ切れたものの、ノノウが自分を覚えていないことへのショックを引きずっており、川の水面に映る自分に「自分は誰だ」と問いかけていた。そうしていると、川の中から「私は覚えているわよ、カブト」と大蛇丸が現れた[3]NARUTO 61巻 584話

大蛇丸の手下となる

大蛇丸の配下となった瞬間
大蛇丸の配下となった瞬間

「私に付いてくれば知りたいことを教えてあげる」と言う大蛇丸についていった。アジトに到着し、そこで大蛇丸から根はスパイとして優秀すぎたカブトとノノウを両方始末しようとしており、ノノウに別人をカブトだと思い込ませて時が来たらカブトとぶつけて共倒れを狙っていた事を聞かされる。
理解したカブトは大蛇丸に対し、「あなたが生き残った方を始末するために遣わされた忍か」と訊いたところ、「自分のことはまるでわかってないのに…よくわかってるじゃない」と答えられ、カブトは思わず大蛇丸に飛びかかった。チャクラの手刀で大蛇丸を切り刻みながら自分が何者なのかまたわからなくなったと嘆いていると、口から脱皮のように新たな大蛇丸が現れ、「この世のあらゆるものと情報を全て集めつくしさえすれば自分を導き出せないはずはない」と諭される。続けて、大蛇丸から音隠れの里を作ろうとしていることを聞かされ、「自分が何者か知りたければ私の傍らへ」と誘われた。カブトはそれに乗り、木の葉隠れの里を抜けて薬師カブトとして生まれ変わり大蛇丸の配下となった[4]NARUTO 61巻 584話

大蛇丸の下での活動

偽の経歴を携えて木の葉隠れの里に下忍として潜り込み、他の大蛇丸の手下らと共に中忍試験に何度か参加した。
その間、サソリの手下として暁にも潜入していた。そこでサソリに潜脳操砂の術を食らい大蛇丸への逆スパイとなったが、すぐにその術に気付いた大蛇丸に解術されている[5]NARUTO 33巻 290話
スパイ活動以外では大蛇丸の実験を手伝ったり、穢土転生のDNA集めに同行したりしていた[6]ナルト疾風伝 316話
大蛇丸が暁から抜ける直前のうちはイタチと戦いでは、金縛りの術をくらい危機に瀕していた大蛇丸を救っている[7]ナルト疾風伝 456話

ナルトらとの出会い

木ノ葉で開催された中忍試験に同じく音隠れの忍であった赤胴ヨロイと剣ミスミと共に木ノ葉隠れの忍として参加した。
一次試験の直前、同じく参加していた木ノ葉の第七班含む下忍らと会い、これまでの4年間で7回中忍試験に参加していると話し、参加者のデータを見せたり先輩としてのアドバイスなどをした[8]NARUTO 5巻 39話
その中で「音隠れは最近できた小国の里」と話していたのを音隠れの下忍であるドス・キヌタに聞かれており、それに立腹した彼に攻撃をしかけられた。とっさに躱して物理的ダメージは免れるものの彼の音による攻撃で眼鏡が割れて嘔吐した(後に語ったところによると、これは同じ音隠れの忍でありながら大蛇丸からドス班の事を聞かされていなかったため、ドスの能力がどんなものか知るためにわざと食らった[9]NARUTO 10巻 88話)。
その直後、試験官らが到着したことで戦いはすぐに終わった[10]NARUTO 5巻 40話

中忍試験から木ノ葉崩し決行前

二次試験の死の森で天と地の書を集め終わった後、カブトは地の書の中身を見ようとしていたナルトに割って入ってそれを止め、ルールを無視すると必ずリタイアせざるをえない状況になることを説明した。サスケからなぜ1人なのかと問われた際には班の他の者とはぐれたと説明した[11]NARUTO 7巻 61話
既に自分は巻物を揃えていることを話すと、サスケから勝負を挑まれる。しかし、ラスト1日では塔付近が巻物を揃えやすいと教え、1人になった自分の護衛と第七班の巻物集めを兼ねてお互いのために塔まで一緒に同行することになった[12]NARUTO 7巻 62話
塔に向かっている最中、カブトらは同じところをぐるぐる回っていることに気付く。それは同じく塔付近で巻物を狙っていた雨隠れの朧班の幻術によるものであった。第七班と共に朧班と戦い、これを打ち破った。この戦いの中でカブトはナルトのチャクラ量に感銘を受けている。
朧班を倒したことで第七班も巻物が揃い、塔に到着した後は既に到着していたヨロイとミスミに合流し、第七班と別れた。
その直後、別室で控えていた大蛇丸と会い今回得たサスケのデータを渡した[13]NARUTO 7巻 63話

三次試験を辞退

三次試験の予選が始まる前、「これ以上やると昔の血が騒ぎだしかねない」として、試験を辞退することにした。ナルトになぜ辞退するのか聞かれた際には「(一次試験の傷も残っており)もう体がボロボロだから」と嘯いた[14]NARUTO 8巻 65話
ヨロイから「勝手な行動を取るな」と諌められるが、三次試験での情報収集はヨロイとミスミに任せると言って退いた。

三次試験の予選終了後

予選が終わった後、大蛇丸にその事を伝えに行った。その時、大蛇丸から木ノ葉崩しをきっかけとして始まる戦争に異存がある本心を見抜かれ、「今私を止めるならサスケ君を殺すしかないわよ」と言われる。
その後、木ノ葉病院へと向かい、警備の暗部8名を殺してサスケの元に着いた。寝ているサスケの首にメスをつき当てようとしたところで背後にいるはたけカカシに気づき、メスをカカシに向かって投げるが止められる[15]NARUTO 10巻 88話。そして戦いになりかけるが、整形で自分に似せた上に体臭を消した暗部の死体を死魂の術で操ることでカカシを出し抜き、その場は撤退した[16]NARUTO 10巻 89話

その夜、同じく中忍試験で木ノ葉を訪れていた砂隠れの上忍であるバキと会い、木ノ葉崩しの計画書を渡した。その後、2人の会話を盗み聞きしている月光ハヤテに気付いていたカブトは自分が始末すると言ったが、バキが「一肌脱ごう」とこの対処にあたった[17]NARUTO 11巻 92話

木ノ葉崩し

一ヶ月後、本戦が始まった。カブトは暗部の1人を殺し[18]NARUTO 12巻 100話、装束と仮面を奪い暗部を装って試合を観戦していた。
ナルト対日向ネジの試合中、観戦していた日向ヒナタの様子がおかしくなっていることに気付いた。慌てる犬塚キバの前に行き、私が診ようと言いヒナタの治療をするふりをして昏睡状態に陥らせ、キバと赤丸も同じように行動不能にした[19]NARUTO 12巻 103話

サスケ対我愛羅戦の最中、涅槃精舎の術を使用して観客らを眠らせ、木ノ葉崩しが決行された。砂の忍も作戦を決行しようとしたが、我愛羅はサスケとの戦いの中で精神が不安定になっていたため里に戻ることとなり、我愛羅ら兄弟抜きでの木ノ葉崩しが始まった。
涅槃精舎の術をした後のカブトは争いを避けており、見ているだけであった。最終的にバキと共にカカシとマイト・ガイと戦いになりかけるが、大蛇丸が退いた事を確認したカブトは退くことにし、バキにもそうすることを勧めた[20]NARUTO 16巻 138話

綱手捜索

大蛇丸が三代目火影との戦いで払った代償は大きく、屍鬼封尽で封印された腕の痛みに苦しんでいた。カブトはその痛みを和らげるための薬を調合していたが、気休めだと一蹴されてしまう。
腕の治療のため大蛇丸と同じく三忍の1人である綱手の居場所を探すよう頼まれていたカブトは、綱手が短冊街にいることを突き止め、治療の交渉をするため大蛇丸と共に向かった[21]NARUTO 17巻 153話

綱手を見つけ、大蛇丸は綱手の愛した2人を穢土転生する代わりに腕を治してくれと提案した。2人の死に触れた際、シズネが大蛇丸に攻撃をしかけたところをカブトはガードした。
2人を生き返らせるという条件に心が揺れていた綱手の答えを1週間待つことにし、撤退した[22]NARUTO 18巻 157話

綱手との交渉

1週間後、交渉が決裂すれば力ずくでも治させる[23]NARUTO 18巻 161話という大蛇丸と共にまた短冊街へ向かった。その道すがら、「あの付き人を殺したほうがいいかもね」という大蛇丸の意向に沿ってシズネを殺しに向かった。
シズネを発見するが、そこにはナルトと自来也も一緒にいたため退いてそのことを大蛇丸に報告した[24]NARUTO 18巻 162話

大蛇丸の元に到着すると、綱手が大蛇丸の腕を治療しようとしている最中であった。しかし、その綱手のチャクラに殺気がみなぎっていることに気付いたカブトは割って入りこれを阻止した[25]NARUTO 19巻 163話

綱手との戦い

交渉決裂となったため戦闘が始まった。術が使用できない大蛇丸の代わりにカブトがメインで戦った。
狭くて戦いにくい上、自来也らの援護がすぐに来るであろう短冊街から移動し、しばし綱手と戦うが、決着を待たずして自来也らの援護が到着した[26]NARUTO 19巻 164話。三忍を2人相手にするのはマズイと踏んだカブトは、自らの手をクナイで傷つけて血液を撒き散らして血液恐怖症である綱手をしばらく戦闘不能にした。ここでナルトに大蛇丸の手下であることを明かした[27]NARUTO 19巻 165話

三忍の戦い

カブトはシズネと戦い、早々に彼女のアキレス腱を切断して戦闘不能にした。続けて、血液恐怖症の影響がまだ続いていた綱手に攻撃を仕掛けようとしたところナルトに止められてしまう[28]NARUTO 19巻 166話
すかさず螺旋丸を当ててこようとしたナルトの動きを見切って躱し、左脚の外側広筋を切断した。カブトはナルトに「逃げたい時は逃げたらいい…」と諭すが、それがナルトの忍道を逆撫ですることとなり、立ち上がって向かってきた。カブトもクナイで攻撃に出たところ、ナルトはそれを素手で受け止めた。そして手を掴まれ身動きが取れなくなったカブトは螺旋丸をモロに食らった[29]NARUTO 19巻 167話
螺旋丸を食らう寸前、腹にチャクラを溜めて治癒を始めておいたことで死こそ免れたものの、それでもダメージは大きく戦闘ができる状態ではなくなりその場に倒れ込んだ[30]NARUTO 19巻 168話。同じく力尽きたナルトも倒れた。
ナルトを必死に治療しようとしている綱手に、螺旋丸と同時にカブトもナルトの心臓に攻撃をしかけて経絡系を切断したから治療は無駄だと説明した。が、その直後、ナルトは息を吹き返した。
綱手が血液恐怖症を克服した後、大蛇丸の腕を使いマンダを口寄せした[31]NARUTO 19巻 169話。しばらく戦うも、綱手と自来也を前に劣勢となった大蛇丸とカブトは撤退することとなった[32]NARUTO 19巻 171話

サスケ奪還編

綱手との交渉がうまくいかず、大蛇丸の腕の症状はますます悪化していた。大蛇丸は音の四人衆にサスケを連れてくるよう命じていたが、その到着も遅く、体は限界にきていた。カブトはその対処のため、不屍転生の生贄を用意するためにアジトの牢獄にいる囚人たちに最後の1人になるまで殺し合わせた[33]NARUTO 22巻 198話。その結果勝ち残った幻幽丸は大蛇丸に体を乗っ取られることとなった。
また、音の四人衆の方へも、床に伏せていた君麻呂を言葉巧みに誘導し送り込んで手を打った[34]NARUTO 22巻 199話。大蛇丸はこの事を知った時、カブトに対し「お前本当に嫌な性格してるわね」と述べている[35]NARUTO 23巻 201話

最終的に君麻呂と音の四人衆を失ったもののサスケは大蛇丸の元へやってきた。大蛇丸に対して不遜な態度を示すサスケにカブトは注意をするが、逆に睨まれ、サスケのチャクラの質に驚かされた[36]NARUTO 27巻 238話

天地橋

サスケが大蛇丸の元へやってきてから2年半後、草隠れの里にある天地橋にてサソリと落ち合うことになっていた[37]NARUTO 31巻 275話
すでに大蛇丸によって潜脳操砂の術を解かれていたカブトはまだスパイであるふりをしてサソリと会った。しばしの会話の後、背後から現れた大蛇丸から逃げるかのような芝居をしてサソリに近づき、チャクラのメスで切りつけてヒルコを破壊した。その中から現れたのはヤマトであった。ヤマトの事を知らないカブトは「こいつが本物のサソリなのか」と大蛇丸に尋ねたところ、違うと言われ、その直後サイ含む第七班が現れた[38]NARUTO 33巻 290話
「九尾の見張り役として木遁が使えるヤマトが選ばれたのね」と納得した大蛇丸を見て、ヤマトが柱間細胞の実験体の生き残りであることを知った[39]NARUTO 33巻 291話

あたかもサスケが自分の物であるかのように語った大蛇丸に対する怒りで九尾化したナルトと大蛇丸の戦いをよそに、本物のサソリがなぜ現れなかったのかをヤマトと春野サクラに問いただし、そこでようやくサソリの死を知った[40]NARUTO 33巻 294話
大蛇丸とナルトの戦いが激化する中、我を失っていたナルトにサクラが傷つけられる。そんなサクラを治療するため近づこうとしたところ不審がったヤマトに止められるが、「暁を倒してもらうために君たちを生かしておく価値がある」と意図を説明して治療した。
そして戦いが一段落した大蛇丸の元へ戻った[41]NARUTO 33巻 296話

サイが部下に

大蛇丸の元に戻るやいなやその場に居たサイに後ろから襲いかかり自由を奪うも、「その子は今日から私たちの部下になるのよ」と説明を受けて開放し、共にアジトへ戻った[42]NARUTO 33巻 297話
アジトへ戻る最中、尾行してきた第七班を、即席でサイに似せた死体を作り撹乱した[43]NARUTO 33巻 298話

アジトに到着後、サイから受け取った封に入っていた暗部構成員リストでビンゴブックを作っておくよう大蛇丸に命じられた[44]NARUTO 34巻 301話。サイを部屋へ案内した後、早速ビンゴブック作成に取り掛かろうとするも、そのリストをサイの部屋に置き忘れていたことに気付く[45]NARUTO 34巻 302話。サイの部屋に取りに戻るとサイもリストも消えていた。

サイの裏切り

サイを見つけられたのは彼が第七班に拘束された後だった。カブトは奇襲してサイを縛っていたヤマトの木遁を切断し開放するが、サイに裏切られる形で逆に拘束され囚われの身となった。そのままヤマトにサスケの場所を問われ、返り討ちに遭うと確信していたカブトは正直に話した[46]NARUTO 34巻 304話。そして第七班は見張りとしてヤマトの木分身のみを残してサスケ捜索に向かった。

しばらくして大蛇丸に拘束を解いてもらった後、第七班を殺そうとしているサスケを大蛇丸と共に止め、「暁を少しでも多く始末してもらって君の復讐の可能性を1%でも上げよう」とサスケを諭してその場は退いた[47]NARUTO 34巻 309話

三尾捕獲計画

時は飛段と角都の死後。サスケの体に転生した後に木ノ葉と暁を潰すための戦力として三尾をコントロールするという計画を考えていた大蛇丸から、晶遁の使い手である紅蓮を連れてくるように命じられた。
言う通りに紅蓮の居るアジトへ向かったところ、到着早々紅蓮から攻撃を仕掛けられる。侵入者と間違えたと言う紅蓮に半信半疑ながら共にアジトへ入った[48]ナルト疾風伝 89話

紅蓮と幽鬼丸

紅蓮に「大蛇丸の次なる作戦のため」と説明し、紅蓮が担当しているアジトの囚人たちに生き残りをかけて殺し合わせてその生き残りと共に大蛇丸の元へ来るよう命じた後、大蛇丸のアジトへ戻った。
大蛇丸のアジトに戻った後、紅蓮を嫌っていたカブトは大蛇丸になぜあの女にこだわるのかと訪ねたところ、器の第一候補だったこともあると聞かされた[49]ナルト疾風伝 90話

大蛇丸から三尾のコントロールする力を秘めている幽鬼丸を連れてくるよう命じられる[50]ナルト疾風伝 91話。幽鬼丸と紅蓮に三尾を捕獲させる計画を遂行する前に幽鬼丸の能力を三尾の居る湖でテストし、「この子は使える」と確かめた。
幽鬼丸の力に問題はないことを大蛇丸に伝えると、早速紅蓮と幽鬼丸を出発させるよう命じられる。大蛇丸の命令を紅蓮に伝え、幽鬼丸と共に三尾の居る湖へと向かわせた。向かわせる直前、木ノ葉が動いているから気をつけるよう忠告した[51]ナルト疾風伝 94話

三尾出現

しばらく後、幽鬼丸らの元へ向かい、作った薬を幽鬼丸に飲ませて三尾を目覚めさせて紅蓮の晶遁で捕獲しようとするも三尾に力及ばず計画は失敗し、撤退した[52]ナルト疾風伝 99話
体勢を整えた後、計画を再始動するため幽鬼丸を回復させてまた三尾捕獲のために使おうとしたところ、紅蓮から反発を受ける[53]ナルト疾風伝 101話。この頃、カブトは紅蓮が幽鬼丸に傾きかけていることを悟った。
紅蓮の配下として計画に加わっていた麟児に紅蓮を見張るよう命じるが、カブトが大蛇丸の右腕であることに不満を抱いていた麟児はカブトを殺すことを示唆する発言をした。カブトは麟児を殺し[54]ナルト疾風伝 111話、これ以降時々麟児に成りすましつつ計画を進めた。

木ノ葉の三尾封印を妨害

紅蓮とカブト
紅蓮とカブト

一度大蛇丸に経過を伝えに戻った。その少し後、木ノ葉が三尾の封印を開始した。焦ったカブトはまた現場に行き、幽鬼丸を使って三尾を操る作戦を始めようとした。作戦開始直前、幽鬼丸に無理をさせることを躊躇った紅蓮に反対されるが、紅蓮が幽鬼丸の母を殺した過去を持ち出して揺さぶりをかけて従わせた。
三尾の元へ向かう道の途中、紅蓮になついている幽鬼丸を見てカブトは大蛇丸の選択に間違いはなかったことを認めた[55]ナルト疾風伝 104話

計画失敗

作戦の途中、幽鬼丸が孤立した隙に木ノ葉の忍によって捕らわれてしまった。
紅蓮の配下たちに今のままでは死ぬことを匂わせて呪印を欲しがるよう誘導し、呪印を与えた後木ノ葉の忍らから幽鬼丸を奪還しに向かわせた[56]ナルト疾風伝 107話
幽鬼丸の奪還には成功するもののうまく扱えず、力を使おうとしない幽鬼丸に業を煮やし紅蓮の過去を明かすが、その場にいたナルトから紅蓮の気持ちを聞いた幽鬼丸は動じず効果が無かった[57]ナルト疾風伝 110話
そして幽鬼丸と紅蓮は計画から降りた。追おうとするもその場にいたナルトに足止めをくらうが、死魂の術で蘇らせた麟児を紅蓮と戦わせたところ相打ちになった。紅蓮という帰る場所を失った幽鬼丸は力を開放し、三尾が暴れだした。
その直後カブトは撤退し、木ノ葉に三尾を封印されることは防げたものの捕獲はできず、結局計画は失敗に終わった[58]ナルト疾風伝 111話。しかし、もうすぐサスケの体が手に入ると思っていた大蛇丸は気に留めなかった[59]ナルト疾風伝 112話

大蛇丸の死

大蛇丸の転生の時期が近づくと同時に病状も悪化しており、今日か明日にでも転生の儀式をしなければ持ちそうもないところまで来ていた[60]NARUTO 38巻 343話。ランク10の薬を取りに行き、大蛇丸の元へ戻ると、そこにはサスケが佇んでおり床には大蛇丸の本体の抜け殻が転がっていた[61]NARUTO 38巻 345話。最初は大蛇丸の儀式が終わったのかとも考えたが、サスケの写輪眼で事の顛末を見せられたことで大蛇丸の死を知った[62]NARUTO 38巻 346話

サスケが去った後、カブトは大蛇丸を倒したサスケを倒すために力を付けるべく、大蛇丸の亡骸の一部を自らの体に取り込んだ[63]NARUTO 39巻 357話

ナルトと再開

しばらく後、ヤマトとナルトと日向ヒナタの小隊を尾行した。しかし尾行はすぐに気付かれて相対することとなったが攻撃は仕掛けず、ナルトへの感謝としてヤマトらにこれまで集めた暁の情報が載っているリストを渡す。カブトの行動に首を傾げるヤマトらに対し「大蛇丸が死んだことでまた自分が何者かわからなくなっていたが、九尾を抱えながらも自分の力を信じたナルトに気付かされた」と説明し、更に、大蛇丸の力を取り込んだことも明かした[64]NARUTO 39巻 356話
その後、カブトを捕らえようと攻撃をしかけてきたヤマトらをあしらい、戦うのは大蛇丸の力を完全にコントロールになってからということと大蛇丸を倒したサスケを優先すると話して撤退した[65]NARUTO 39巻 357話

その後は数カ月間に渡って、他の特異な能力を持つ実験体を調べ上げて自身の人体改造の材料としたり、仙術を身につけるため龍地洞を探し出し白蛇仙人の元で修行を積んで完全な仙人モードを体得したり、穢土転生の転生対象を探すために様々な場所を巡って強者のDNAを集めたりして力を蓄えていった。この中で本物のうちはマダラの死体を発見している。

第四次忍界大戦

大蛇丸の力が馴染んできた頃、サスケを手懐けていたトビとの交渉のため暁のアジトがある山岳の墓場に向かった[66]NARUTO 52巻 487話。この時、木ノ葉と暁の共倒れを狙っていたカブトは木ノ葉の追っ手をアジトに導くためわざと痕跡を残しつつ殺しながら進んだ。
アジトに到着し、対面して早々トビはカブトを元々サソリのスパイだった暁の裏切り者として攻撃をしかけてきた。これを躱し、穢土転生で暁の過去のメンバーを蘇らせて見せ、トビがこれから起こす戦争の戦力を提供すると協力を持ちかけ、見返りにサスケを要求した[67]NARUTO 53巻 489話
一度は断ろうとしたトビだが、更に本物のうちはマダラを穢土転生したことで交渉成立となった。協力の見返り(サスケ)を渡すのは戦争で成果を挙げてから、という条件を飲み、トビと共に戦争の準備を始めた[68]NARUTO 52巻 490話

ヤマト捕獲

ヤマトを捕獲
ヤマトを捕獲

しばらく後、鬼鮫からキラービーとナルトの潜伏場所を記した巻物が届いた。トビに信頼してもらうチャンスとして、自ら八尾と九尾を取りに行くと言った。更に、自分の集めた研究材料と知識があれば白ゼツを強化できると説明し、柱間の人造体と外道魔像がある場所へと案内してもらった。そこでトビが尾獣達のチャクラを使って作った10万体の白ゼツを見た。
その後、穢土転生したデイダラと共にキラービーとナルトがいる雲隠れの島亀の場所へと上空を飛んで向かった[69]NARUTO 54巻 512話

しばらく進んだところ島亀の周辺を見回りにきていた三代目土影・オオノキから攻撃を食らうが、待ち伏せされていることをわかっていたカブトもデイダラも粘土分身であり、至近距離で起爆させた。しかし相手も考えることは同じで、岩分身であった。
オオノキらとの上空戦を繰り広げる一方で、二代目マンダには海の中を泳がせており、広範囲を感知できる二代目マンダは島亀を見つけ出して尻尾に噛みつき、島亀は喚声をあげた。その声で島亀の場所がわかったカブトは早速その場へ向かい、二代目マンダとデイダラの起爆粘土の爆発で島亀を身動きが取れないようにひっくり返した。
その後、オオノキとの戦闘はデイダラにまかせ、ビーとナルト捕獲に向かった[70]NARUTO 54巻 513話

蛇にナルトの場所を感知させ、その場に向かおうとするが、黒ツチによって足止めを食らう。これを利用してわざと術にかかって捕まるふりをし、山城アオバが情報を抜き取ろうとした瞬間に脱皮をして逃れて近くにいたヤマトを丸呑みにして捕獲した。
その後はビーとナルトまで深追いはせず、デイダラを棺に戻して自分は二代目マンダの鼻の穴に隠れて口寄せを解いて撤退した。
アジトに戻ると、トビから手土産が違うとして問い詰められた。「こいつでゼツ達をかなり強化できる。無理をするより効率の良い方を選んだ」と説明した[71]NARUTO 54巻 514話

開戦

戦争の準備が整い、穢土転生した多くの手練たちを各地に散らし、第四次忍界大戦は開幕した。
手始めに、自身の力を向上させるのと穢土転生の縛りを強化するために過去に大蛇丸から呪印を授けられていたみたらしアンコを生け捕りにした[72]NARUTO 55巻 516話。その頃、忍連合の奇襲部隊と交戦していたデイダラ・サソリら穢土転生体が封印され、サソリとシンの魂が昇天したのを感じ取った。
アジトの性格な場所を知っているアンコを殺せとトビから命じられるが、穢土転生の縛りを強くするのに必要だと説明した。
カブトの利で自分が不利になるかもしれないと危惧したトビから解き方も含めて穢土転生という術の全てを教えろと命じられる。一度は渋るが、輪廻眼を持つトビと戦うのはまずいとして全て説明した[73]NARUTO 55巻 521話
その後トビと別れ、身を隠せる場所へと移動して穢土転生のコントロールに集中した[74]NARUTO 55巻 522話

穢土転生

アンコから大蛇丸のチャクラを吸い出して穢土転生の縛りを強め、忍連合の第三部隊と交戦していた忍刀七人衆らをコントロールした[75]NARUTO 55巻 522話
第四部隊の相手には二代目土影・二代目水影・三代目雷影・四代目風影を送り込み、第一部隊には金閣銀閣兄弟・角都・猿飛アスマらを送り込んだ。第五部隊には半蔵・チヨバア・君麻呂らを送り込んだ。
第四部隊は後退した。第一部隊との戦いは忍連合側の優勢で終わった。第五部隊の半蔵は自らの毒で自らを麻痺させることでコントロールから脱して封印されて劣勢となった。
日が落ちてきた頃、第一部隊に封印された金銀兄弟をトビが奪った事を感じ取った[76]NARUTO 57巻 537話

対ナルトとキラービー

白ゼツの成り代わりの術による忍連合を撹乱する作戦のため、夜通し長門とイタチを敵と接触しないようにさせていた[77]NARUTO 57巻 540話
日が昇り、長門とイタチは戦場に出てきたナルトとキラービーと対峙した。一時は長門が両者を圧倒するものの、イタチが過去にナルトに埋め込んでいたシスイの万華鏡写輪眼によって自らに幻術をかけて命令を上書きした事よって劣勢となり、ついには封印され敗北を喫した。この敗北によって、本物のマダラを戦場に投入することに決める[78]NARUTO 58巻 552話
マダラを穢土転生するための時間稼ぎとして、第四部隊と交戦していた三代目雷影の縛りを強化した。しかしこれもナルトの影分身に負け、封印されてしまう[79]NARUTO 58巻 555話

切り札

ここまで劣勢に立たされるとは思ってもみなかったカブトだが[80]NARUTO 58巻 558話巻、二代目土影を操りうちはマダラを穢土転生させた[81]NARUTO 58巻 559話ことで戦況は一変する。二代目土影ごしにマダラと会話し、うまく六道仙人の力を使わせて第四部隊を壊滅させた[82]NARUTO 58巻 561話
マダラの登場ということで忍連合本部に居た火影と雷影、そして大名を護衛していた水影も集い現五影が揃った。しかしマダラは五影をも圧倒した。この穢土転生は誰も止められないと悦に入るカブトだったが[83]NARUTO 60巻 574話、目の前にイタチが現れた[84]NARUTO 61巻 577話。イタチはカブトがどこから操っているのか感知できた長門から潜伏場所を聞いていたのだ。

サスケとイタチとの戦闘

穢土転生を止めようと現れたイタチに、僕を殺してもこの術は止まらないことを説明する。その直後、イタチを追ってきたサスケが現れた。イタチをまだ恨んでいると思っていたカブトは協力を持ちかけるが、既に真実を知っていたサスケには意味を成さなかった。逆に、イタチに話があるサスケは穢土転生を止める方に協力することを選んだ[85]NARUTO 61巻 578話
様々な能力を取り込んでおり、仙人モードまで身につけて大蛇丸を超えた力を見せた。仙法・白激の術で両者を行動不能にした後、サスケを取り込もうとするもその行動を読んだイタチに阻止されてしまう。その後、サスケとの連携の中でイザナミを仕込まれていく[86]NARUTO 61巻 580話
再度、サスケを仲間にしようと対話を試みた。ここでようやくサスケがイタチの真実を知っていたことを知る。その後はスパイとして利用するだけした後捨てられた過去を話し、木ノ葉を憎む気持ちがわかると諭すも「俺の木ノ葉崩しは俺だけのものだ」と言われ失敗に終わり[87]NARUTO 61巻 581話、戦闘に戻った。仙術や自身に取れ入れた音の四人衆や大蛇丸の力で一時は圧倒するものの、交戦の中でイタチにイザナミを完成させられ無限ループに陥った[88]NARUTO 61巻 586話

イザナミのループに囚われている間、イタチに月読で操られて穢土転生を解術した[89]NARUTO 62巻 589話。その後サスケが復活させた大蛇丸によって、取り込んでいた大蛇丸のチャクラは吸い取られて本人の元へ戻った[90]NARUTO 62巻 593話

改心

イザナミの中、自分は他の誰でもないカブトであり、本当の帰るべき場所がどこかを理解したことでループから脱することができた。
その後、帰るべき場所を無くしたくないとの思いから戦場に向かうと、サスケがマダラに心臓を貫かれた後であり瀕死の状態で倒れていた。イタチが死んでも守ろうとしたサスケを救うべく、その近くにいた二代目火影から助言を受けつつ柱間細胞と医療忍術でサスケの治療をした[91]NARUTO 69巻 667話

終戦とその後

サスケの治療中、サスケが瀕死であることを感知していた大蛇丸らが駆けつけてきた。治療に成功し、回復したサスケがマダラとの最後の戦いに向かうのを大蛇丸らと共に見送った[92]NARUTO 70巻 673話
一時はマダラによる無限月読が完成したことで幻術の中に堕ちるが[93]NARUTO 70巻 677話、その少し後にナルトとサスケによって解術され、戦争は終結した[94]NARUTO 72巻 699話

終戦後は、戦争含む数々の罪を犯してきたにもかかわらず投獄は免れ、木ノ葉の孤児院の院長を務めている。
この甘すぎる処置について、同じく大罪人でありながら投獄を免れて監視を付けられるのみで済んだ大蛇丸は「常識で対処できないことが起きた時の保険として、非人道的な力を使える自分ら(サスケ・大蛇丸・カブト)は飼いならしておくほうが便利だから」と推測している[95]ナルト疾風伝 485話

強さ

忍になる以前から大蛇丸に認められるほどの才能を有していた。大蛇丸の手下は数多くいたが、その中でもカブトは彼の右腕として活躍していた。
第一部の時点でたやすく複数の暗部を打ち負かすほどの実力を有しており[96]NARUTO 10巻 89話、大蛇丸[97]NARUTO 10巻 88話や自来也[98]NARUTO 19巻 165話はカブトをはたけカカシと同程度を力を持つと評している。また、五代目火影となる綱手からは「自分の全盛期以上の術の切れ味とセンスを誇る」と評された[99]NARUTO 19巻 164話

第二部では大蛇丸でも成し得なかった完璧な仙人モードを習得した。
第四次忍界大戦では暁側としてオビトと並ぶ主要なポジションにあり、穢土転生で五大国の忍連合を大いに苦しめた。穢土転生に忍連合の相手をさせておく一方で、本体では永遠の万華鏡写輪眼を持つサスケと万華鏡写輪眼を持つ穢土転生体のイタチを同時で相手にし、何度か優位に立っている。

肉体改造

大蛇丸を取り込んだ
大蛇丸を取り込んだ

「今までのものが納得できないなら代わりのものを見つけて次々に足していけば良い」という考えのもと、自分自身に肉体改造を施して他者の能力を取り入れていった。第四次忍界大戦時点では、チャクラだけでは香燐でもカブトだと判断できないほどに改造していた。

大蛇丸の力

大蛇丸がサスケに殺された後は、その亡骸を自分自身に取り込んだ。時間が過ぎ、普段は人型で過ごしているものの、カブトの本体は大蛇丸のように人から離れた蛇のような姿になり、高速の移動と口を大きく開いて相手を体内に捕縛することを可能にした[100]NARUTO 54巻 514話。大蛇丸と同じように口から新たな自分を出す変わり身の術も可能。
へそのあたりから大きな蛇が出ている。この蛇を他者の傷口に接合させ、回復させることができる[101]NARUTO 69巻 667話
自分の体から様々な大きさの新たな白蛇を生成することができる。蛇は高い体温感知と嗅覚感知能力を持ち、これで感知したものはカブトにも伝えられる。加えて、これらの蛇はカブトと同じチャクラ性質を持ち、写輪眼のようなチャクラを見分ける能力を持つ忍を撹乱させられる[102]NARUTO 61巻 579話

その他の能力

左近の能力を使用するカブト
左近の能力を使用するカブト

大蛇丸の右腕として多くの実験に参加していたカブトは、それらの実験結果を応用し、自分の能力として取り入れている。こうして、鬼灯水月への実験で得た鬼灯一族の流動的に肉体を変化させる能力、うずまき一族である香燐を調べて得た回復力を得た。
更に、左近の細胞を取り入れて双魔の攻を使えるようになったカブトは、さらに術の応用力を高め、細胞を取り入れた他者の術を自在に扱えるようにもなった。双魔の術で他者の半身を自分の上半身から出現させ、その者の術を使用できる。この術おかげで理論上カブトに扱えない術はない[103]陣の書 272ページ。対サスケ&イタチ戦では、君麻呂の屍骨脈のような血継限界を含む他の音の五人衆の術を使用した。

体術

体術は自身でも得意じゃないと認めているが[104]NARUTO 19巻 164話、シズネ[105]NARUTO 18巻 156話やナルトの奇襲に対応できる[106]NARUTO 34巻 314話反射神経は持ち合わせている。

忍術

性質変化は地・水・風・陰・陽を扱うことができる。
次郎坊のDNAを取り込んでいるため、土遁・土陸返しを使用できる。
水遁は近場に水がなくても水龍弾や大瀑布を使用できる。大瀑布はサスケの火遁・豪火球に打ち勝つほどの威力を誇る[107]NARUTO 61巻 587話
自分自身の居場所を隠すため結界忍術も使用でき、第四次忍界大戦中はその中から穢土転生を操った。迷彩隠れの術も使用できる[108]アニメ ナルト 35話

幻術

あまり使うことはないが、涅槃精舎の術­のようにレベルの高い幻術を使用することができる。
多由也のDNAを取り入れた後は彼女の術である魔笛・夢幻音鎖­も使用可能となった。万華鏡写輪眼を持つサスケとイタチでも一人では解くことができず、解術には互いの協力を要した[109]NARUTO 61巻 585話

医療忍術

チャクラのメス
チャクラのメス

カブトはノノウから医療忍術を教わっている。その才能はすぐに開花し、忍になる前に大蛇丸からも認められるほどであった。
掌仙術は本来、対象者の患部に手を近づけて行うが、カブトは離れた場所からでも使用できる[110]NARUTO 33巻 296話
相手の攻撃を予め予測し、攻撃される箇所にチャクラを溜めて治療を開始しておく陰癒傷滅­を使用できる[111]NARUTO 19巻 168話。この術によって、螺旋丸を直撃しながらも絶命は免れた。
チャクラの解剖刀(メス)も使用し、これは対象の治療のために使う他に攻撃にも使われ、単に切るだけでなく触れた相手の内部の筋肉を断つことができる。

カブトの人体への深い造詣は戦いにも活かされ、綱手から乱身衝を食らった際は狂った体の電気信号に一時は思った通りの動きができなくなるが、すぐに対処した。
薬の調合にも長け、鎮痛剤や身体能力を増強させる薬[112]NARUTO 35巻 311話や相手の能力を不能にする薬や自白剤[113]NARUTO 55巻 515話を作ることができた。

死者の魂を一時的に復活させ、チャクラで自在に操る死魂の術を使用することもできる。見た目は生前そのままで、傷口もチャクラによって消すことができるため、本人なのかこの術で操られているのか他者からは見分けられない[114]臨の書 189ページ
死魂の術は戦いや死体を他者に見た目に整形して相手の追跡を撹乱するために使用した。

口寄せ

二代目マンダ
二代目マンダ

カブトは第一部の時点で、大蛇丸の腕を介することで自分の血でも蛇を口寄せできたが[115]NARUTO 19巻 169話、大蛇丸を取り込むまでは自分自身で蛇を口寄せすることは無かった。

初代マンダの細胞をあらゆる薬を使って活性化させて強化した二代目マンダを口寄せとして使用できる。二代目マンダは大きさも強さも感知能力も初代マンダを凌ぎ、雲隠れの所有する島亀が悶絶するほどの咬合力を持つ[116]NARUTO 54巻 513話

千手扉間・大蛇丸に続く、口寄せ・穢土転生を使用できる忍でもある。カブトの穢土転生は扉間の頃よりも洗練され、多くの魂を一度に縛ることができる[117]NARUTO 55巻 521話
この術によって、第四次忍界大戦の初日はほぼカブト一人で五大国を相手にして大いに苦しめた[118]NARUTO 57巻 537話。二日目もカブトの口寄せした歴代の影達や改良済のうちはマダラによって忍連合に甚大な被害をもたらしている。

仙術

カブトの仙人モード
カブトの仙人モード

大蛇丸の亡骸を取り込んで膨大なチャクラを得たカブトは龍地洞にいる白蛇仙人の元で修行し、大蛇丸でも成し得なかった仙人モード習得に成功した。
カブトは重吾の一族の持つ自然エネルギーを体に取り込む体質を研究しており、自来也やナルトのように動かずに自然エネルギーを取り込む手順は必要無く、半永久的に仙人モードを維持できる。

仙人モードの状態では、頭に四本の角のようなものが生える。更に、蛇のように角膜を持ち、それを閉じることで自在に視力を断って写輪眼のような見たものを幻術に陥れる術を無効化できる[119]NARUTO 61巻 581話
仙人モードでは全ての体術・忍術・幻術の能力が向上し、サスケのスサノオの高速の矢をも躱せるほどの感知能力も併せ持つ[120]NARUTO 61巻 579話

自然エネルギーを無機物に流し込み生命を与えて使役する仙法・無機転生を使用でき[121]陣の書 265ページ、地形をも自らの武器として扱える。その地形の動きはイタチほどの忍でも対処できず直撃してしまうほどに変則的。

知性

根のスパイとして活動していた頃、最も優れたスパイの一人であった。大蛇丸の部下となった後も暁という最高クラスと思われる危険な組織にスパイとして入り込み情報を得ていた。

白ゼツの製造方法、うちはイタチの真実、トビの正体、大蛇丸との研究で写輪眼の行く末が輪廻眼であるとの仮説まで立てるなど、忍世界ではほとんど知るものがいなかった情報も掴んでいた。

その膨大な知識と敵の能力に合わせた対策をすぐに練られる知性は戦闘にも大いに活かされた。
第四次忍界大戦直前の雲隠れでの戦闘で、黒ツチの手順をわかっていたカブトは、術にかかったふりをして敵を油断させてヤマトの捕獲に成功している。
第四次忍界大戦では穢土転生で蘇らせた血継限界や輪廻眼のような類稀な能力を持つ忍をうまくコントロールした[122]NARUTO 54巻 514話[123]NARUTO 55巻 523話[124]NARUTO 58巻 552話

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