我愛羅

2019年4月18日砂隠れの里人柱力, 磁遁, 風影

我愛羅のサムネイル

砂隠れの里の忍であり、五代目風影。父は四代目風影の羅砂。母は加琉羅。兄はカンクロウ、姉はテマリ。
父によって一尾の人柱力にされたが、物語の途中で暁に一尾を抜かれたため人柱力ではなくなった。
人柱力でなくなった際に一度死ぬがチヨバアによって蘇生されている。

人物

人柱力として産まれる

砂隠れの里は経済的に困窮していたため、四代目風影・羅砂は自分の子供から一人を里の武器としてかねてから砂隠れが保有していた一尾の人柱力にしようと考えた。
先に産まれたテマリとカンクロウは守鶴に適合できなかったが、第三子の我愛羅は守鶴の器として適合したため加琉羅のお腹の中にいるうちからチヨバアによって守鶴を入れられ人柱力となった。
加琉羅は早産児として我愛羅を産んだ直後に死亡した。死ぬ前に加琉羅は我愛羅をずっと守ると誓った。

幼少期

子供の頃の我愛羅
幼少期の我愛羅

我愛羅は幼少期の大半を隔離されて過ごした。
羅砂から忍術を教わり、加琉羅の弟である夜叉丸に面倒を見てもらっていた。
ある時、外出の許可がされた我愛羅は外で遊んでいる子供たちの輪に入ろうとするが、人柱力であった我愛羅は里中から恐れられていたため一緒に遊べることは無かった。

夜叉丸の死

愛のきっかけ
額に愛の文字が刻まれる

孤独の痛みを感じながら過ごしていた我愛羅は、6歳の時に夜叉丸にこの痛みの意味を訊いている。
それは心の傷であり、肉体的な傷とは違い心の傷は誰かからの愛情によってしか癒せないと夜叉丸は言い、そして、母は我愛羅を愛していたとも言った。
この言葉で嬉しくなった我愛羅は、昼間に傷つけてしまった子供にキズぐすりを買って届けるが、「帰れバケモノ」と一蹴された。
帰り道、里の大人とすれ違いざまにぶつかるが、その大人は相手が我愛羅だと気付いた瞬間バケモノを見るような目つきに変わった。怒りに駆られた我愛羅は気付くと砂でその者を殺していた。
家に着き、屋上で「なんで僕だけ」と悩んでいると、砂の暗部の忍に背後から奇襲を受ける。我愛羅は咄嗟に砂を使いその忍を返り討ちにした。その忍の顔を覆っていた布を取ると、夜叉丸だった。
夜叉丸になぜ自分を殺そうとしたのかを聞くと、羅砂から与えられた任務だと言う。羅砂は里の上層部との話し合いの結果、守鶴をコントロールできない我愛羅は里の脅威だとして処理することに決めたのだ。
しかし、断ろうと思えば断れたのに任務を遂行したのには夜叉丸の意志もあったと言う。姉が我愛羅を産むと同時に死んだことで我愛羅に恨みを持っていた。
夜叉丸は我愛羅に「アナタは母から愛されていなかった」と語り、起爆札で我愛羅を巻き込むように自爆した。しかし、我愛羅は砂で守られていた。
唯一信じていた者に裏切られた我愛羅は、母からもらった我を愛する修羅の名の通り「自分だけを愛し、自分のためだけに戦う」と心に決め、砂によって額に「愛」の文字がついた。

夜叉丸の死後

夜叉丸の死の直後、守鶴が暴走して里を襲うが羅砂の砂金によって止められている。
その後数年に渡り、羅砂から5回殺されかけているが生き延びた。
羅砂からの暗殺を退ける過程で力のコントロールを覚えた我愛羅は、里の最終兵器となりそれ以降命を狙われることはなくなった。

木ノ葉での中忍試験

バキに招集され、テマリとカンクロウと共に同盟国である木ノ葉隠れの里の中忍試験に参加することになった。
木ノ葉に着いた直後、第七班と一触即発となっていたカンクロウを諌めた。その際、印象に残ったうちはサスケとお互いの名前を聞き合い、後に試験で戦うであろうことを予期して楽しみにしていた。
中忍試験が始まり、第三の眼を使って一次試験を通過した。
二次試験の死の森も無傷及び史上最速の1時間37分で突破した。死の森の中ではシグレ班と対峙し全員殺害した。その後第8班も殺そうとするが、テマリとカンクロウに嗜められて思い留まっている。
最終試験の予選ではロック・リーと戦っている。リーとの戦いでは表蓮華と裏蓮華に一度は押されるが凌ぎきり、砂縛柩で左腕と左足を折った。更に追撃をしようとするが、リーの身を案じたガイが止めに入ったことで戦いが終わった。
予選が終わった後、本戦で戦う相手がサスケだと決まった。その夜、同じくサスケを狙っていた音隠れの忍であるドス・キヌタに襲撃されるが、守鶴に変形して返り討ちにした。

中忍試験本選

木ノ葉の病院にて
木ノ葉の病院にて

予選から一ヶ月経ち、本選が始まることとなる。本選が始まるまでの間、我愛羅ら兄弟は木ノ葉崩しの計画を聞いている。
本選の前日、予選で仕留め損なったリーを殺すため木ノ葉の病院に向かった。
しかし、そこにいたうずまきナルトと奈良シカマルによって止められた。この際、2人に自分の生い立ちを語っており、ナルトは自分と似た我愛羅の生い立ちに幾ばくかの想いを抱いている。
まずはナルトとシカマルを殺そうとしたところ、ガイがやってきたため失敗に終わりその場をあとにした。
また、本選が始まる前、修行中のサスケのもとへ行き、自分と同じく「本当の孤独を知る目」をしていると評し、自分の獲物だと言いに行っている。
本選が始まってもサスケは時間通り現れず、サスケと我愛羅の戦いの順番は後回しとなった。会場はサスケが来ないんじゃないかというムードに包まれる中、我愛羅は来ると確信していた。そしてその通り、本選の最後に間に合うかたちでサスケは到着した。
サスケとの戦いが始まる直前、中忍試験で賭けをしていた草隠れの忍であるミドリとシバに「(サスケとの戦いで)負けてくんねーか」と言われる。我愛羅は2人をその場で殺して本戦場に向かった。
サスケとの戦いが始まるや否や、守鶴との「会話」が始まるがすぐに抑えた。我愛羅はリーと変わらないサスケの速度に驚かされるも、同じように砂の鎧で凌ぎ切る。その後、自分を砂の殻で覆い、守鶴に変形するための準備に入った。
サスケは砂の殻に対抗するため千鳥を繰り出した。千鳥は絶対防御を破って我愛羅の体に傷をつけた。
我愛羅は自分の血を初めて見た恐怖で叫び、守鶴の手で反撃するが、不完全なまま殻を破られたことで変形は失敗に終わる。その直後大蛇丸による木ノ葉崩しが始まった。
本来は木ノ葉崩しの際に尾獣化して里を襲う計画だったが、サスケとの戦いで完全体になろうとしたことで副作用が出ていた。そんな我愛羅を見たバキから里に戻れと命令を出されたため、テマリとカンクロウに連れられ砂隠れの里に戻ることになった。

ナルトとの戦い

ナルトとの戦い
ナルトに感銘を受ける我愛羅

里に戻る途中、我愛羅との戦いに決着を付けたいサスケが追ってきたため戦闘となった。
戦闘開始早々、右半身が守鶴へと変形するが、サスケの千鳥に押される。その後尾が生え、再度サスケの千鳥を食らう。
千鳥の発動と呪印の影響で動けないサスケにトドメを刺そうとしたところでナルトが到着し、邪魔された。
サスケに再度トドメを刺そうとするが、次は春野サクラに邪魔をされる。サスケを身を挺して守るサクラに夜叉丸の面影を重ねるが、砂で木にはりつけた。
サスケとサクラを救うために我愛羅と戦うと決めたナルトに、上半身全てを変形させて応戦した。
最初こそ押すものの、多重影分身で押され気味になり、完全体となった。
それに対してガマブン太を口寄せしたナルトに、狸寝入りの術で対抗した。
一進一退の攻防を繰り広げたあと砂でナルトを捕らえるが、九尾の力によってそれを振りほどかれる。その後、頭突きを食らい狸寝入りの術が敗れた。
両者共に地上へと落ち、最後の力で互いに飛びかかるも、ナルトの一撃を食らい負けた。
お互いに地面に倒れて動けない中、ナルトは我愛羅に「一人ぼっちの苦しみ」を語り、続けて「自分を一人ぼっちの地獄から救ってくれた大切な皆」についても語った。
その言葉を聞いた我愛羅はナルトの強さは愛情から来るものだと理解し、戦いをやめた。その後、テマリとカンクロウに連れられ里へと戻った。里に戻る際、テマリとカンクロウに詫びている。

君麻呂戦

木ノ葉崩しが失敗に終わり、里に戻ると四代目風影が死んでいることに気付く。砂隠れの里も大蛇丸に騙されていたのだ。
砂隠れの里は木ノ葉への全面降伏を認め、協力関係へと戻った。
その後しばらくして、サスケが里を抜ける事件が木ノ葉で起こった。
五代目火影・綱手から砂隠れの里にサスケ奪還の協力の要請が届く。砂は木ノ葉との同盟の証として、サスケ奪還に協力する事にし我愛羅とテマリとカンクロウが送り出された。
我愛羅が到着するとリーが君麻呂相手に苦戦しているところであったが、間一髪で助けた。
前に戦った時より動きが鈍くなっているとリーに言うと、リーは我愛羅のせいで生死を彷徨う大変な目に遭ったという。
リーではどうにもならないとして一人で戦い、呪印や屍骨脈を使う君麻呂相手に圧倒し、地中200メートルまで沈めた。
勝ちを確信したものの、早蕨の舞で生成された骨の一本から君麻呂が姿を現し不意打ちを食らいかける。その瞬間に君麻呂が病死したため難は逃れたが、食らっていれば死んでいた。
戦いの後、大蛇丸という大切な者のために戦っていた君麻呂をナルトと重ね、感慨を抱いた。
サスケ奪還に失敗した後は、テマリとカンクロウと共に里へと戻った。

風影就任

風影
風影となった我愛羅

サスケ奪還任務から数年後、我愛羅は風影となった。
風影になる前、うずまきナルトを見て喜びや悲しみも他の誰かと分かち合えるとを知った事と、「里から恐るべき兵器としてではなく、風影として皆から必要とされる存在になりたい」とカンクロウに話している。
砂隠れの里では忍術や幻術を使えない者は忍者アカデミーに入れなかったが、我愛羅は風影となった後にそういった政策を変えている。
これによってシラのように体術しか使えない者も忍の道へと進むことができるようになった。後に我愛羅はシラから体術を教わっている。

砂隠れでの合同中忍試験

フウと我愛羅
フウと我愛羅

サスケ奪還から二年後、綱手から中忍試験開催を提案される。自分が風影として認められるいい機会だと考えた我愛羅はこの提案を受け入れた。
試験は魔の砂漠と呼ばれる場所で行われることとなった。この中で、滝隠れの里の人柱力であるフーとの面識を持った。
二次試験中、魔の砂漠の天候が悪くなり遭難者が出た。マツリ班という砂隠れの里の小隊が遭難しており、我愛羅は秘密裏に単独で救助に行った。
マツリ隊を発見すると、フーもマツリ隊を助けようとしている所であった。この時、我愛羅はフーにナルトと似ているという印象を抱いた。
我愛羅がマツリ隊を砂嵐から助け出した後、ホウイチからの攻撃を受ける。
攻撃を受けた我愛羅をフーが助けようとしたが、ホウイチは我愛羅の中の守鶴を引きずり出すための封印術を使用してきており、フーの中の七尾・重明も巻き添えを食らってしまった。
その頃、この試験に参加していた日向ネジがマツリ隊を発見していた。ネジは点穴を突いて我愛羅とフーからホウイチの封印術による鎖を外して救った。
我愛羅はネジらに礼を言った後、ホウイチを裏で操っているであろうフギの所在を突き止めて問いただした。フギはかつて危険人物であった我愛羅が風影となったことに不満を抱いており、暗殺を企てたのだ。
我愛羅はそんなフギを許し、自分が風影としてどうしていくつもりかを語った。我愛羅の覚悟を聞いたフギは自分の行為を恥じ、切腹した。
この事件を受け、砂隠れでの中忍試験は二次試験の終わりをもって中止となった。合否はこの試験でのパフォーマンスを精査したのち、それぞれの里が決めると伝えた。

我愛羅の死
守鶴を抜かれる我愛羅

第一部の終わりから二年半後、砂の上層部は自来也から「暁」の動きが活発になってきたという情報を聞く。
暁の狙いが我愛羅の中の守鶴であることは明白だったので、砂の上層部は国境付近に厳重な警備を敷いた。
その後、我愛羅は窓の外に見慣れない鳥を見た。砂に乗って追いかけると暁の一員・デイダラであることがわかった。
起爆粘土を使う異様な術相手に対処しつつも、里を狙ったC3による大規模爆破を砂で防いだ後、砂に混ぜ込まれた小型の起爆粘土の爆発をモロに受け、戦闘不能となった。
意識を失う直前、最後の力を振り絞って里を覆っていた砂を里の外へ移動させた。
戦いの後、デイダラに連れられ暁のアジトで一尾を抜かれた事で死亡した。

蘇生

木ノ葉の忍及びチヨバアが暁から我愛羅を取り戻した後、チヨバアの命懸けの己生転生によって蘇生された。
チヨバアの葬儀の後、ナルトと握手をして木ノ葉の忍たちと別れた。

五影会談

サスケが暁入りして活動していた頃、雲隠れの人柱力であるキラービーが拐われるという事件が起こった。
この事件に憤慨したキラービーの義兄であり四代目雷影でもあるエーは、世界的犯罪集団の暁について話し合うための五影会談を開くことにし、五大国の影たちに招集をかけた。
風影である我愛羅も五影会談のため、テマリとカンクロウを護衛につけて鉄の国へと向かった。
五影会談が始まって、話を切り出したのは我愛羅だった。自分がかつて暁に拐われたことを話し、その時助けに来たのは木ノ葉だけだったとも語った。
各里が助けに行かなかった理由を語る中、四代目雷影は暁が雲隠れ以外の里の忍で構成されていることと、過去暁を利用してきた里すらあると指摘し、「お前らは信用ならない」と啖呵を切った。
影としての歴が浅く里が暁を利用する意味を理解できない我愛羅であったが、暁は戦闘傭兵集団として戦争時には便利な存在であり、雲隠れを除いた各里は実際に暁を利用してきた歴史があった、

サスケの侵入

五影会談の途中、白ゼツが乱入してきてうちはサスケが建物内に侵入してきていることを知る。
エーはビーの仇討ちのためサスケを探しに飛んでいった。
その後、雷影を除く影たちの会話の中で、ミフネを写輪眼で操っていたことが露呈していたダンゾウが「どんなやり方でも忍を束ねる」と豪語した。
それに対し我愛羅は「道徳を考慮しないやり方は受け入れがたい」と言うが、オオノキに「難しい事を簡単に言うのう」と返される。
続けて「聞きたい事があれば何でも質問しろ。先輩として答えてやるぞ若造」と言ったオオノキに「アンタ達はいつ己を捨てた?」と訊いた。
答えを出せないオオノキの前、サスケをどうするかの話に移った。
サスケとエーが戦う場所に到着し、砂でエーの攻撃を妨害した。この我愛羅の行動がサスケを庇ったように見えたエーが真意を問いただした。
我愛羅はエーがそのままサスケに攻撃していれば、黒炎によってさらなる深手を負っていたであろうとの判断でやったと答えた。
その後、「復讐を糧としても何も解決しない」とサスケに説くが、聞き入れられることは無く、俺の目的は闇の中にしかないとの返答を受ける。
自分と似ていながら自分とは違う道を進んだサスケに涙を流しつつ、風影として重罪人を処理するため攻撃をしかけた。
護衛の忍達との連続技を我愛羅以上の絶対防御と謳うスサノオで防がれた後、柱を崩壊させられサスケを取り逃がすこととなった。
会談の場へと戻ると、トビがサスケを救出した後であり、そこで月の眼計画について聞かされる。
続けて、ナルトとキラービー(実は捕獲に失敗していた)を渡せと持ちかけられるが、その場から逃げていたダンゾウを除く五影が満場一致で断ったことで大四次忍界大戦を布告された。
戦争に向けての忍連合軍の話について、今回の会談で信用を失ったダンゾウの代わりに木ノ葉の誰に伝えるべきかという話になった際、我愛羅は信用できる忍としてはたけカカシの名を挙げた。
五影会談終了後、我愛羅は会談の話を伝えるため同じく鉄の国に居たカカシの元へ向かった。
カカシらに五影会談で起こった事を全て話した後、その場にいたナルトに対し、「影の名を背負う覚悟を決めたなら、サスケの友として本当にやるべき事をやれ」と忠告し、砂隠れの里へ戻った。

大四次忍界大戦、開幕

羅砂との戦い
羅砂対我愛羅

戦争に向け、忍連合で作戦を固めるために総大将の雷影がいる雲隠れの里へと向かった。この話し合い中で、我愛羅は八尾と九尾を隔離しておく事に賛成している。
我愛羅は第四部隊の隊長及び忍連合の連隊長に任命され、開戦時には演説をした。
第四部隊を率いて雷の国の国境付近で砂による感知をしていた。しばらくすると二代目土影・無を感知し、三代目雷影、二代目水影、そして四代目風影である父・羅砂が次々と穢土転生されたのを第三の眼で目撃した。
次の日、戦場に向かい、羅砂と戦った。砂金と砂との一騎打ちとなるが、苦戦することなく出し抜いて封印した。この羅砂との戦いの中で、加琉羅が我愛羅を愛していたことと守鶴をコントロールできるか確かめるために夜叉丸に嘘をつかせたことを聞かされ、自分のやってきたことが全て失敗だったと詫びられている。
その後、無と戦っていたオオノキの加勢に行き、遅れて駆け付けたナルトと共に無を封印した。
無の封印後、ナルトが戦場に出てきたワケを奈良シカクから聞かされ、オオノキと共に二代目水影・鬼灯幻月の封印へと向かった。
我愛羅は砂で幻月の蜃の位置を掴み、オオノキとの連携で壊し、オオノキと砂分身を入れ替えて幻月を出し抜いて封印一歩手前まで追い込んだ。
しかし、有利に思えた形勢は蒸気暴威によって逆転してしまう。
そこで我愛羅は前の戦いで散在していた羅砂の砂金と蒸気暴威の熱を利用し、蒸気暴威を金塊にして固めた。
幻月は蒸気暴威の無限爆破を攻略した我愛羅を「金のたまご」と称えた後、封印された。

五影対うちはマダラ

第四部隊の目の前に、前に封印したはずの無が現れた。封印の直前に分裂していたのだ。
そして、無のそばにもう一人の忍がいた。うちはマダラである。
トビがマダラだと思っていた忍連合は戸惑うが、とにかく目の前のマダラを止めることにした。
第四部隊は最初こそマダラに圧倒されるものの、ナルトとの連携でマダラを追い込む。しかし、万華鏡写輪眼から輪廻眼へと変化させ術が吸収されてしまう。
その後、隕石を落とされる。1個はオオノキと共に抑えるが、2個目の隕石には為す術無く第四部隊がほぼ壊滅となった。
ナルト含めた第四部隊が力尽きかけた頃、他の戦場から現水影・照美メイ、本部から綱手とエーが来て、五影が集った。トビの方をナルトに任せ、マダラとは五影が戦った。
一進一退の攻防が続いた後、五影の連携でマダラをあと一歩まで追い込むが、完成体スサノオによって圧倒的な力の差を見せつけられた上、自力で穢土転生を解除したマダラに敗れ五影共々瀕死となった。

大四次忍界大戦終盤

大蛇丸が綱手を回復させた後、他の影たちも綱手によって回復されたことで戦場に復帰した。ちなみに、瀕死になってから今まで何が起こっていたかはカツユから移動中に聞かされている。
戦場に到着した後は、神樹を切り倒すために砂の忍を鼓舞した。
ナルトがうちはオビトを倒した後は守鶴のチャクラを抜き取るために加勢した。尾獣たちをオビトから引き抜いた後は、守鶴にマダラの封印の協力を仰いだ。
輪廻転生したあと尾獣を狙いに来たマダラを相手に、守鶴との連携を見せ、封印しかけるがスサノオによって返されてしまい失敗に終わる。
その後、片目の輪廻眼を得たマダラに守鶴を含む尾獣たち全てが封印された。その際、九尾・九喇嘛からナルトを救うためのアドバイスを受ける。
我愛羅はナルトの延命のため春野サクラの元へ行き回復させつつ、九喇嘛の言ったとおり九尾の半身を持つ波風ミナトの元へ行きナルトの蘇生を図った。
しかし、黒ゼツによって妨害されてしまう。また、その直後、十尾の人柱力となったマダラがもう片方の輪廻眼を揃えるため、その場にやってきた。
意識を取り戻したオビトが九尾の半身を持った黒ゼツと共に神威空間に飛んだ後は、ミナトらと共に死門を開いたガイのサポートをしてマダラを追い込むも、絶命には至らなかった。
オビトから九尾含む尾獣チャクラを入れられ蘇生したナルトが戦場に戻ってきた後は、最後の言葉を交わして見送り、ガイを安全な場所へと避難させた。
ナルトとサスケの尽力があってもマダラの月の眼計画を止めるには至らず、無限月読が完成してしまったことで我愛羅も夢の中へと堕ちた。
無限月読の中では、父や母や夜叉丸や兄弟らと過ごす毎日の中、ナルトがやってきて一緒に遊びに行く夢を見ていたが、和解したナルトとサスケが無限月読を解術したことで現世へと戻ってきた。
戦争の後は木ノ葉へ行きナルトに感謝を告げた。

強さ

砂漠牢
砂漠の我愛羅

砂隠れの最終兵器として羅砂から手厳しく育てられたこともあり、子供の頃から幾度となく刺客を退けられる力を有していた。
下忍の時からBランク任務をこなしていた。更に、木ノ葉の中忍試験に参加した際には難関である死の森を中忍でも不可能と言われる無傷でクリアした。ちなみにタイム記録も更新している。
第二部では風影となった。里長として若すぎるとも言われていたが、大四次忍界大戦では忍連合軍の連隊長を務めた。
また、穢土転生された父である四代目風影・羅砂と二代目水影・鬼灯幻月を倒している。

チャクラ

赤丸が怯えるほどのチャクラを有していた。
我愛羅の強大なチャクラは一部守鶴によるところもあったが、守鶴が抜かれた後も衰えを感じさせるような描写は無い。

忍術

性質変化は水と土と風と羅砂から受け継いだ磁遁を扱える。
特に風遁と砂を組み合わせた術を得意とした。

砂の入ったひょうたん
砂の入ったひょうたん

守鶴の人柱力として、砂を操った。
砂でできた大きなひょうたんを持ち歩き、その中の砂を使用する。
ひょうたんの中の砂にはチャクラが練り込まれており、細かくコントロールができ、速度も速い。
ひょうたんの中の砂では足りない場合は、周りの砂を使用するか、ひょうたんの中の砂で地中の鉱物を砕いて砂として利用する。これらの砂はコントロールにひょうたんの中の砂を扱うよりも多くのチャクラを必要とする。
なお、守鶴が抜かれた後も砂を操ることができた。羅砂は穢土転生で蘇って我愛羅と戦った際、守鶴ではなく我愛羅が砂を操っていた事に驚いている。
基本的な戦闘スタイルとしては、自身は定位置に留まって砂を操る遠距離攻撃を得意とする。
砂で敵を捕らえてから圧力で潰したり、砂で作った槍を突き刺したりして敵を仕留めるのがお決まりの流れとなっている。
攻撃を食らいそうになると本人の意志とは関係無く砂が守る。これは砂の盾と呼ばれ、加琉羅の力である。
砂の盾でも防御が間に合わない時の緊急対策として、肌を覆うように砂をコーティングしておく砂の鎧もある。しかし、砂の鎧は維持に多大なチャクラが必要となり、動きも鈍くなる。

絶対防御
絶対防御

我愛羅はこれらの防御性能から絶対防御とも呼ばれている。
砂は非常に応用が利き、他者を守るのにも使える。個人だけでなく里全体を覆って大爆発から守る場面もある。
砂手裏剣や砂の剣や砂分身を生成できる。更には砂と視神経を繋げた第三の眼も生成でき、離れた場所の偵察に使用した。
浮いている集塊した砂の上に乗ることで浮遊することもでき、緊急避難や移動手段として多く活用した。
あらかじめ撒いておいた砂に接触した相手を感知することもできる。この接触タイプの感知は、本部の感知システムでも捉えられなかった無の存在をも感知できるほど。
砂を利用した封印術も使用でき、穢土転生体の相手を封印するために砂漠層大葬封印­を使用している。

一尾の人柱力

守鶴フォーム
半身だけ守鶴に変形したバージョン

我愛羅は一尾・守鶴の人柱力であったが、他の人柱力と同じように守鶴をコントロールするまでには多大な時間を要した。
子供の頃に守鶴から「寝たら体を乗っ取って周りの奴らを皆殺しにする」と言われており、この事から慢性的な不眠症となった。ちなみに、歴代の守鶴の人柱力も同じだった模様。
起きていても安心とは到底言えず、無意識に守鶴の力によって里の者を殺めてしまうことがたびたびあった。また、過度なストレスがかかると守鶴の制御が効かなくなり尾獣化して里を襲うこともあった。
しかし羅砂から6度にわたって殺されかける過程で力のコントロールを覚え、第一部の登場時には普段は力を抑えることが可能となっている。
尾獣化もできたが、他の人柱力がチャクラによって変形するのに対し、我愛羅は砂に覆われることで変形していく。
部分的な尾獣化ではパワーとスピードが上がる。狸寝入りの術で完全な尾獣化ができる。眠りに入ると人格が守鶴のものになる。